マンションやアパートなどの集合住宅で、「ベランダにラティスを設置してお気に入りの植物を育てたり、テーブルや椅子を置いたりして楽しみたい」と思っている方は多いでしょう。また、使用頻度の低いアウトドアグッズや交換用のタイヤなど、サイズが大きく室内の保管が難しいものをベランダで保管している方も多いのではないでしょうか。しかし、集合住宅のベランダに物を置く場合、設置場所には注意が必要です。特に、隣の部屋との境界にある「隔て板」の前に物を置くのは避けるべきでしょう。隔て板はただの仕切りではなく、あなたや隣人の命を守る重要な役割があります。良かれと思ってした工夫や何となく放置していた物が、いざというときに避難の妨げになるかもしれません。この記事では、隔て板の前を塞ぐ危険性を漫画でわかりやすくご紹介します。隔て板は、いざというときの避難通路マンションやアパートなどの集合住宅において、ベランダの隔て板を物で塞ぐのがなぜ危険なのか、隔て板の本来の役割とは何なのかを4コマ漫画でご紹介します。まとめ集合住宅のベランダは廊下などと同じ「共用部分」にあたり、隔て板はプライバシーを守るだけでなく、火災などの緊急時に速やかに逃げるための通路となる役割を担っています。そのため、隔て板の前にはモノを置かず、いざというときにスムーズに避難できるようにしておくことが大切です。快適で安全な暮らしを守るため、この機会にご自宅のベランダを見直してみましょう!v